霞む街の向こう側

僕らの声はまだ届かない

いつものように笑ってみせて

心はいつも隠したまま

壊れた夢の断片を

手繰り寄せようとするけど

いつもすれ違う感情に

君の手が遠くなっていく

煌めく残像を追いかけて

僕らはまだ走り続ける

何もないこの空の下で

希望を胸に抱きしめて

どんな未来が待っていようとも

君と一緒なら恐れはしない

薄暗い部屋の片隅で

何を探していたんだろう

忘れられた言葉たちが

今も心を締め付けてく

君の笑顔が滲んで

思い出すたびに痛むんだ

でももう戻れないこと

分かってるから進むしかない

煌めく残像を手に取って

僕らは新しい日々へと

変わりゆくこの世界の中で

君と描いた未来を信じて

何度も繰り返すこの日々を

乗り越えていくよ 壊れるまで

声を上げて 叫んでみても

変わらないものがあるなら

僕らの夢だけは

奪わせない

煌めく残像を追いかけて

僕らはまだ走り続ける

どんなに遠くても届くまで

この手を伸ばし続けるんだ

君と描いた未来が

僕らの答えになるから