昨日の夜、
少しお酒を飲んだせいかな、
また君が夢に出て来たよ。
その本の結末を知っていたとしても
また読み出してしまって
はじまりの代償は おしまいの内容で
幸せを壊しては あと何回繰り返せば
また春が来て 僕はこの命あるうちに
桜を何度観るだろう あの恋を浮かべるだろう
もう戻れない 今年の春を忘れるのだろう
水は低きに流れ
追われること終われる頃
知れば知るだけ解らなくなってく
その答を僕が独りで見つけたとしても
また春が来て 僕はこの命あるうちに
桜を何度観るだろう 心から笑えるだろう
もう戻れない 今年の春を忘れてしまっても
この世界で君に逢えたこと 嘘じゃなかった