眠れなくて 無重力になる 記憶たどり 一人迷路 瞳の奥 あなたは笑顔で揺れてたんだ 僕はバカだ 幻想に逃げ込んだ 想ってみても あなたは居ない 星明かりへ 溶けだして あなたと居たあの世界へ 半袖少し肌寒い夜に 一人駆け抜け 闇へ闇へ あの日の欠片 拾い集めてみても 二度とはもう無い 不思議な夜へと さぁ あなたの言葉が旋律みたいに さよなら さよなら 鳴り続けている こんな綺麗な夜空に あなたの幻 また捜して 静かな風 吹き抜けていった 白い影が ひとつ伸びた いつか僕ら透明で 同じ夜空見上げてたんだ 喧嘩したこと 笑いあったこと 今でも胸の 奥のほうに 最期が響き 何も聴こえはしない ゆっくりゆっくりと遠く離れた 今 あなたのすべてが想い出にかわる 何度も何度も繰り返している 一人仰いだ夜空はあの頃と同じ ただ綺麗で 静かに眠る町見下ろして どれくらいの刻がたったんだろう やがて空は白み始めて 僕らの町すべてが光の中へ あなたの言葉が旋律みたいに さよなら さよなら 鳴り続けている こんな綺麗な夜空にあなたの幻 みて あなたのすべてが小さくなってく サヨナラ サヨナラ もう届かないよ 明ける空に輝くあの明星みたいに まだ綺麗で