[00:36.15]遠く去りし 約束在りて
[00:42.02]募る想ひ 射(う)てど叶わぬ
[00:47.67]
[00:48.02]夜明かり 零れ照らすは
[00:53.63]秘めた慟哭
[00:59.15]
[00:59.86]日毎綴る 悲恋の和歌
[01:05.53]されど欠けゆく 弓弦(ゆずる)の影
[01:11.53]風吹きて 雲は耀(かがよ)ふ
[01:17.48]宿命(さだめ)の刹那
[01:23.14]
[01:23.47]十五夜(とき)が来なければと
[01:29.18]何度嘆いたでしょう
[01:35.28]そっと開く 相思華(そうしばな)
[01:41.63]淡く 滲んで
[01:48.37]
[01:50.51]もしもこの私が 光と消えたなら
[02:02.31]せめて 忘れてくれますか?
[02:08.91]憂いの月 濡れて
[02:14.23]
[02:14.75]緩り伸ばす 指の先には
[02:20.51]飽かず悲しき 別れの面(おもて)
[02:26.36]白き平に 握り締めるは
[02:32.21]憂戚(ゆうせき)の笛
[02:37.82]
[03:25.67]幾重に下照る 天(あま)の原
[03:31.60]見つめては流す 思い出
[03:37.51]朧に輝る 故郷(ふるさと)も
[03:43.70]淡く 潤んで
[03:50.53]
[03:52.98]もしもこの想いが 浮かぶ小舟に乗り
[04:04.45]あなたの元へ 届くならば
[04:11.10]星と消えてもいい
[04:16.78]
[04:17.11]もしもその夜空が 雲に隠れても
[04:28.73]あなた 見上げてくれますか?
[04:37.25]そっと 言ノ葉舞う
[04:43.04]
[04:43.69]憂いの地球(ほし) 濡れて