【Verse 】
ともに駆けた小牧山
関ヶ原の雨のなか
苦しいときにも
強い敵も
乗り越えられたのは
君のおかげ
【Pre-Chorus 】
ただ
君の時間が早く進むことに
僕は気づけてなかった
【Chorus 】
君はすっかり年老いた
痩せて衰えた
だけど仕草は
あのころのまま
ふたりで過去に戻れたみたい
【Chorus 】
君は名馬だと
人は言う
僕にとってはヒーローだった
僕の自慢の半分は
君が作ってくれたから
【Bridge】
年月が君から奪い取ったもの
名馬が駄馬に変わるには十分
あの日 君の背中はあんなに高く
あんなに 飛べたのに
【Verse 】
期待を背負って立つには
信頼できる背中が必要だ
ごまかしのきかない今だからこそ
君と力を合わせたい
【Pre-Chorus 】
ヒーローには晴れの舞台が必要だ
自分を信じてさえいれば
魂が 年老いることはない
【Chorus 】
もう風のようには走れない
高く飛べもしないだろう
だから
必要なのは
互いを信じる気持ち
【Ending】
君は先にいなくなるだろう
そのときがくるまで
こんどはともにいてほしい
【Final Chorus】
僕は
残りの人生を
君のように生きたい
老いるときは
君のように年老いたい
誰かの
ヒーローになるために